ちなみに、都内は「錦町ブンカイサン」という場所にないラボ集落の公民館が設置されています。
海士町側の公民館は島内の区民が集まる拠点でもあり、島外の区民が島を訪れたときの居場所になることを、東京側の公民館は都内の区民が集まる拠点でもたり、島内の区民が上京したときの宿泊所になることを目指しています。
なお、都内の公民館(錦町ブンカイサン)は、島の人にとっても都会の人にとっても有意義に遊んで学べる『島の大使館』の機能も兼ね備えていて、海士町と島外の交流の拠点にもなっています。
ないラボ集落では、この「島の大使館」の運営も行っていて、これまでにも多くの学びや交流が生まれています。
【公民館での寄合の様子】
新年会&ないラボ3年目に向けた戦略寄合(2020.1.24)
都内の区民は、ないラボ集落の東京側公民館として利用させてもらっている錦町ブンカイサンに集まって、島側ともオンラインで繋がりながら、鍋を囲んで、今年のないラボの活動についてゆるく話し合いながら、懇親を深めました。海士町側から東京側には、島の野菜のお裾分けもありました。
ないラボ集落としてのキックオフ寄合(2019.2.27)
15番目のオンライン集落としてないものはないラボをリニューアルしました。そのキックオフとなる寄合で、その場でFacebookを使ってないラボ集落への移住者を募るなど、大いに盛りあがりました。前回のお返しとして、東京側から海士町側にお裾分けを行ないました。
ないラボ集落の寄合&予算委員会
(2020.3.27)
集落の移住者も増えて、オフライン&オンラインでの寄合もこれまでにない盛り上がりとなりました。海士町から東京の公民館には、お米や岩牡蠣のお裾分けも。区費を積み立てて投資をする基金(講・ないラボファンド)の使い道についても話し合いがあり、色んなアイデアが生まれています。
【島の大使館の活動報告】
第0回 島の大使館(2018.12.22)
湯浅誠さん(反貧困ネットワーク事務局長)と阿部裕志さん(株式会社「風と土と」代表)とのこれからの社会関係資本をテーマにトークセッション。
第1回 島の大使館(2019.3.5)
大野佳祐さん(海士町教育魅力化コーディネーター)が離島から情報収集をするために上京。ゲストは、後藤健夫さん(教育ジャーナリスト)、佐々木裕子さん(株式会社チェンジウェーブ代表取締役社長)、麻生要一さん(株式会社アルファドライブ代表取締役社長)。
第2回 島の大使館(2019.4.4)
松原佳代さん(株式会社カヤックLiving代表取締役社長)と信岡良亮さん(株式会社アスノオト代表取締役社長)が移住交流、距離はどこまで超えれるのかについて最前線トークセッション。
第3回 島の大使館(2019.6.4)
鳥井弘文さん(ウェブメディアの「灯台もと暮らし」を運営する株式会社Waseiの代表)をゲストに招いて、自主性や自由な生き方と社会的に意義あるメディアの創るいうこととのバランスについてトークセッションを行いました。
第4回 島の大使館(2019.7.8)
神奈川県の藤野で地域通貨「よろづ屋」の運営をしている高橋靖典さんをゲストに招いて、お金をテーマにトークセッションを行いました。
第5回 島の大使館(2019.8.6)
クリエィティブ・テクノロジストの遠藤拓巳さんをゲストに招いて、「テクノロジーが実現するみらい」をテーマにトークセッションを行ないました。
島の大使館ポップアップイベント(2019.11.5〜)
島の関係人口をテーマに2週間、島の大使館を常設しました。海士町の食材を提供したり、海士町と縁のある人を1日トークゲストに招いたりと、東京にいながら海士町を感じることのできる空間となりました。大江海士町長にもサプライズで参加して頂きました。
島の大使館 in 海士町産業文化祭(2019.11.16)
海士町で毎年開催している産業文化祭に、島の大使館のポップアップイベントのスペースを設置しました。島民から「ないものはない」を集めたないものはないコンテストなどを行ないました。